骨髄バンク
2006-04-14


「ハッスル」が骨髄バンクとタッグを組み、骨髄バンク登録者を増やそうと言う企画。
ソースはこちら[LINK]

ハッスルは見てないので内容は分かりませんが、こういう有名な団体が医療に貢献してくれると言うのであれば大歓迎です。



骨髄バンク登録者は2006年で24万人程度。
HLA(Human Leukocyte Antigen:白血球の血液型みたいなもん)は、一般の血液型よりもはるかに適合率が低く、数万〜数百万分の1。
ドナー数が24万人ということは、最も低く見積もると、数人から十数人程度しか骨髄移植のドナーが見つからない事になります。
(あくまで赤の他人からドナーを探した場合で、親子や兄弟なら確率は高くなります)

運良くドナーが見つかった場合、骨髄移植になりますが、ドナーは1週間程度の入院になります。
しかし、骨髄移植ドナーに対する保険適用が不十分だったり、会社などの理解も求められます。
その他諸々の問題もあり、骨髄移植についてはフォロー体制が不十分です。
しかし。
それでもかけがえの無い命を救うためならば、1週間程度の欠勤などは問題ではない。気にするような会社はダメダメです。

ドナーになりたい方には、メリットデメリットをよーく熟知した上で相応の覚悟を持って登録してもらう事を望みます。
間接的とはいえ、人の命を左右する事業に賛同するのですから。
なお、輸血経験者はドナーになれません。無念。

[医療]

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