「手打ち蕎麦家 甚五郎」 / 二八せいろ
2007-12-06


季美の森の「 うどんZ[LINK]」さんにちょっくら行ったのですが、その途中に新しいお蕎麦屋さんを見つけました。
千葉東金高速の山田ICを降りて県道83号を右方向に進むと季美の森ですが、それより少し手前の左手にありますのが、「 甚五郎[LINK]」さんです。
新しいお店なのでちょっと調べてみますと、東金大網茂原界隈を中心に飲食店を展開しておられる会社さんの新店のようです。確かに近くに同じ系列のラーメン屋さんがありますね。こちらはまだ行ってませんが、いずれ。

通りからは看板が見えます。

[LINK] (禺画像])

まだ新しくてきれい。
お店も新しい。

[LINK] (禺画像])

入り口は前室ありの妙に重たいドアです。なんかの試験室かここは。
入ってすぐに店員さんがお出迎えしてくれます。こういうところは企業的な教育が行き届いているなー、と感心します。
職人さんも店員さんも、実にきびきびと動いてらっしゃいます。季美の森だけに。
店内は結構広いようで、席数は分かりません。テーブルに座敷もあるようです。

今回はうどんZさんからのはしごだったので、軽くせいろのみ。

[LINK] (禺画像])

つゆは甘さと辛さのバランスからいうと、やや甘みが勝っています。しかも実に深い甘みです。ダシはかなり強く、これだけなら江戸流儀の切れ味鋭い粋な風味ですが、甘みもあるのでバランス的になかなか面白いところを突いてきています。
蕎麦は味、香りともに上々。二八とはいえ新蕎麦の時期だけあります。コシはしゃっきりとした強さ。この辺は江戸っぽい。表面はややざらつきます。星はありません。
蕎麦の冷やし方が絶妙で、これ以上も以下も無いところをついてきています。
総じて、非常に研究された印象のある蕎麦です。職人さんの好み等々はあまり見えてはきませんが、誰もが美味しいと思える平均値を模索したのでしょうか。実験計画法でも導入したのでしょうか。
万人に受け入れられる味だと思います。でも没個性というわけでもない。
今回はせいろのみでしたが、他の種物も気になります。またおつまみもそれなりにあるので、夜に呑むという選択肢もアリですねー。久保田ありますし。
まだまだ住宅ばかりでお店が少ない印象の季美の森界隈ですが、これからどんどん発展する事を予見させる、そんな味です。ここは押さえておいて損は無いです。

[ぐるめ(そば・うどん・和食)]

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