日テレの例の議事国会番組で男女性差の議論がありましたが。
そこで気になったのは、職業名における男女差の撤廃と言う事で、呼称が変わったもの。
スチュワーデスはフライトアテンダント。
女房役は補佐役。
まあその辺の呼称が変わろうが本質は変わらないし解決もしませんが。
ちょっと気になったのが、
看護婦から看護師へ
と。
確かに「婦」は女性のみを表す感じですから、それを変えることは男女差別の撤廃と言う説明でも納得は出来そうですが。
私が大学で教わった時には、あまりそういう事は重要ではなかった気がします。
旧来では、男性については「看護士」です。
「士」と言うのは武士の士かもしれませんが、保育士という言葉があるように、男性のみを表す言葉では無い、と思います。
ゆえに、「婦」の文字を変えるならば「士」でもよかったはず。
しかし使ったのは「師」であり、それが極めて重要な意味を持つ
と言う事には触れられませんでした。
まあ番組の趣旨とは違うから・・・と思うのですが、呼称変更の意味を過小評価してほしくないな、とは思います。
関連すると、
コメディカル 医療三師とか四師とかも同じで、わざわざ使う必要があるのかいな、と。
もちろん法的根拠で確かありましたけど、医療従事者にはすべからく守秘義務も発生すべきだと思いますが・・・してたっけ? って言葉はあまり好きじゃありません。
co-medical。
しかし医療における各職能は決してco-じゃないと思うのですけどね。
言葉の上であれこれ理屈をこねる事に意味は無いかもしれませんが、潜在的な上下関係が気になってしまいます。
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