「手打ちそば 川上」 / かきあげ天せいろ
2006-07-24


千葉県は本埜村に、その筋では有名なお蕎麦屋さんがあります。

本埜村と言うとすぐには出ない方も多いでしょうが、印旛村の北に位置し、印西市のお隣。電車で言えばJR成田線の小林駅や木下駅付近になります。
失礼を承知で言えば、田舎です。
そんな本埜村のメイン県道である県道291号(印西印旛線)沿いにあるのが、「手打ちそば 川上」さんです。

佇まいは田舎の蕎麦屋さんですが、結構大きいです。作りもしっかりしていて、古いのですけど清潔感があります。

[LINK] (禺画像])

逆光で見えにくくてすいません。相変わらずカメラ下手・・・

ちょうど昼時に入ったのですが、何組か待ちの人がいました。結構人気があり有名なお店なので、待つことも多いです。
程なくしてテーブル席に着き、注文をします。

そう。このお店の代名詞ともいえる一品。

かきあげ天せいろ!

なんでわざわざこんなに強調するのかと言うと・・・

[LINK] (禺画像])

写真撮るときにちょうどおばちゃんがかげになり、かきあげが暗くなってしまいましたが・・・演出上はそれで良かったかも。
なぜなら。

[LINK] (禺画像])

ありえないぐらいでかいんです。

奥に見えるのは普通の大きさの湯呑みです。
かきあげだけでも大人の拳1個半といったところでしょうか。大きい。
実はここのお蕎麦屋さんは数年前にも来ていて、その時にもかきあげを食べました。
しかしスキー旅行直後という疲労困憊の体で挑んでしまったがために、完食したものの油に負けて撃沈したことがあります。
そのぐらいの大きさです。
ここのかきあげが悪いと言う事じゃないですのでご注意を。ただ油に弱い方や胃腸虚弱の方は、数人で分けたほうが無難です・・・
そして。
今回のかき揚げは前回よりもパワーアップしているように感じます。
・・・トラウマ?


まずは蕎麦です。
蕎麦は長めで少しざらつく感じの喉越しです。蕎麦表面の水分が少ないからそう感じるので、だらだら食べているとくっついてしまいます。やはり蕎麦は一気に呑むに限る。
そばつゆは醤油が強めの辛口です。鰹ダシが弱めに感じるので、もう少し強調してもいいかな。

さて、問題のかきあげに挑みます。
最初にどこから食べればいいのか分からんと怯んでしまいがちですが、豪快に割って食べていきます。
かきあげの具はイカ足、小エビ、貝柱、にんじん、たまねぎです。体積のほとんどは衣とイカとエビで、その他は単なるアクセントです。
こんなに大きいのに中までしっかりほくほくに揚がっているのは見事です。しかも体積が大きいだけじゃなく密度も高いので、そうとう食べ応えがあります。
高密度衣のおかげで熱が逃げず、かきあげを割るたびに湯気が立ち上りますので、最後まであたたかく頂けます。
ここまで巨大なかきあげですが、油っこさは意外なほど少なく、見た目の大きさほどキツくはありませんので、案外食が進みます。
中まで火を通すために周りがカリカリになってしまうのが残念ですが、この大きさと引き換えになったのでしょう。
むしろ漢らしいです。


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[ぐるめ(そば・うどん・和食)]

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