「中国料理 東洋」
2006-05-02


禺画像]

JR安房鴨川駅のほぼ真ん前。
R128と久留里街道の接点、横渚交差点。
立地条件としてむっちゃ分かりやすいところにあるのが、中国料理店「東洋」である。

佇まいは、地方のちょっと古びた感じのレストランである。華美ではないにせよ汚くはない、きれいなもんである。
入口には緑色の池があり、鯉が泳いでいる。そこに橋が掛けられ、店内へ。
店内は中華料理のお店を地でいったような雰囲気。赤い絨毯はちょっと高級感を感じる。でもピカピカの新しい店ではなく、多少敷居を下げてくれている。
気兼ねなく入れる感じ。

昼時であるのでランチメニューを頼もうかと思ったが、メニューに「おらが丼」の文字が。

おらが丼と言えば、鴨川市の地域アピールのために当店自慢の丼を出そう、というコンセプトで行っているメニューだ。
以前「みんなみの里」で牧場の牛丼なるものを食べた事がある。嶺岡牛は味が深くて美味しい。
おらが丼の詳細はこちらから

[LINK] (禺画像])

そういうわけで、おらが丼は割りとイケる事を知っていたので、迷わず注文。
ここのおらが丼は「海鮮炒飯」だそうな。

程なくしておらが丼がやってきた。
海鮮炒飯といいつつも、正体は海鮮あんかけチャーハン。
上側が15cm四方、下側が10cm四方、高さ5cmの、四角錘を途中で切った様な器に、あんかけチャーハンが入っている。もちろん上げ底なし。
となると体積はー・・・ややこしいのでパス。。。どうやって解いたっけか?

メニューによると、ホタテ貝柱、イカ、蒸しアワビ、芝海老、ズワイガニ、蒸しカキ、フカヒレが入っているとの事。
ひとまず、一口食べてみる。

おお、本格的。

チャーハンはパラパラではないけど、ちょっとしっとりした方が好きなので問題なし。あんかけだし。
味はちょい薄味で、たくさん食べてもしつこくない配慮が見えます。
またメイン具材の美味い事。ホタテ貝柱はさすが中華料理といったところで、ホタテの味が強烈にします。マジうめぇ。
そのほかイカ、芝海老、蒸しアワビ等も豪勢に入っていて、結構豪華なチャーハンです。

ちょっと惜しいのが、色目が寂しい事と、蒸しカキのカキ臭さが出てしまっている事。色目は海老の赤と青野菜を入れたほうがいいかな。カキは蒸すのではなくて油通しした方が良いかと。
でも、これだけの豪勢な海の幸を惜しげもなく使い、スープ、デザート(杏仁豆腐)までついて、1500円。
ランチにはちょい高めですが、これだけの海の幸と量を考えると、むっちゃ安いです。お腹いっぱい以上の量が来ますよ。

何気なく入ったのですが、かなり当たりのお店ですよ。まじで。
鴨川に行く人、ここは押さえて損はありません。駅からすぐだし、もーおすすめです。

[ぐるめ(ラーメン・中華)]

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